今回は、働き方・生き方についての自分語りをさせてください。
10年以上パラレルキャリアを続けてきた私の生活を知っていただき、ご自身のキャリア形成の参考にしてもらえたら幸いだなと思い、筆をとったしだいです。
私は現在、企業に務めるWebディレクターとしてサラリーマンをしながら、自分で主宰しているブログメディアの運営を行っています。また個人事業主として、All AboutやPaizaなどでライター活動もしています。
二足・三足のわらじを履くような働き方を、かれこれ15年以上続けてきました。このスタイルが気に入っており、おそらく今後も継続していくでしょう。
そんな私の生活リズムは、だいたいこのようになっています。
目次
平日の生活ルーティン
7:00:起床〜仕事準備
朝起きたら、まずは娘を小学校に行かせる準備。お白湯を用意し、果物をカットして、事前に妻が準備してくれている朝食を食卓に並べます。
娘が食事をしている間に着替えを済ませ、寝室の布団を片づけ、家の中の掃除をします。
娘が登校したら一段落。自分のことを始めます。
8:15〜9:00:自分の食事と仕事の準備
朝食は毎日決まっていて、バナナ・豆腐・お白湯。食事について考えたりするのが嫌なので。
歯磨き・髪の毛のセットなど身だしなみを整え終わったら自分の仕事を開始します。
9:00:始業
会社の勤務時間は10時〜19時を基本としていますが、夕食のタイミングを家族で合わせるために、18時には一度仕事を切り上げたい。そのため、1時間早回しにして、9:00から仕事を始めるようにしています。
現在はリモートがメインとなっていて、出勤は週に一回のみ。通勤時間がなくなったのは本当に助かっています。
また、会社がフレックスタイムを採用していることにも助けられています。家の事情に合わせて働き方や勤務時間を調整できて、本当にありがたい。
ただ「会社が制度なんだから、好きに働くのが当たり前」という姿勢は間違っていると考えています。どんな仕事でも、自分ひとりでは成立しません。周りの理解と協力があってこそ、自分が働きやすくなっているだけです。
なのでチームメンバーへの配慮やコミュニケーションには気を配ります。リモートが主軸になったからこそ、慎重になりたいところですね。
13:00頃〜:昼食休憩
昼食は基本的にとりません。ただ栄養が足りなくなるのは避けなければならないので、酵素ドリンクを飲んでいます。
なので昼食は5分で完了。あとはゆっくり休憩したり、妻と話をしたり、昼寝したり。
14:00:午後の仕事開始
適宜休憩などは挟みながら仕事をします。
午前中のほうが集中できるので、午後は作業系の仕事をすることが多いですね。あと打ち合わせも午後に入れるようにしています。
曜日によっては16時から娘の習い事の送迎が入ることも。その場合は自転車で送ったあと、外のカフェで仕事をするようにしています。
18:00:一時終業・夕食にむけて
夕食は18:30頃のスタートを目指して妻が準備を進めてくれているので、18時になったらいったん仕事は終了。妻の夕食の準備の手伝いに入ります。
18:30〜19:30:夕食
夕食は必ず家族三人でいただきます。こうやって顔を突き合わせて食事ができるのも、娘が小学生のこの時期だけでしょうから、大切にしたいのです。
19:30〜21:00:娘の就寝準備
食事が終わったら娘は就寝にむけて準備開始。娘の就寝は21時を目標にしているので、私はそれをサポートしつつ、夕食の片づけ・洗濯物の片づけをします。
娘が一人でお風呂に入れるようになって本当に助かりました。ちょっと前までは一緒にお風呂に入ったり、髪の毛を乾かしたりと、つきっきりで世話をしなければならなかったので。今はこのタイミングで一休みできるようになって、うれしい限りです。
21:00〜22:00:自分の就寝準備
娘が寝たら、今度はわたしたち夫婦がお風呂に入ったり、体のケアをしたりする時間。このタイミングで就寝にむけて準備をしておかないと、ガス欠で寝落ちしてしまう可能性があるのです。
22:00〜23:00:夫婦の時間
夫婦でのんびり過ごす時間。録画してあったドラマを観たり、次の休みの過ごし方について話したり、そんな時間です。
「この1時間は二人の時間にしようね!」と決めているわけではないのですが、家のことが一通り終わってようやく落ち着くのがこのタイミングなので、自然とそんな流れになっています。
23:00〜26:00ぐらい:個人事業の活動・仕事再開
主に自分のことに集中したい時間。ですが会社の仕事が残っていたら残業で仕事をします。
会社のほうの仕事がきちんと終わっていれば、自分のブログの更新や発注いただいている記事のライティング作業を行います。
26:00:就寝
就寝時間が決まっているわけではないのですが、だいたいこれぐらいの時間に寝ます。23時ぐらいに就寝して、朝型の生活リズムにしたほうがよりよいとはわかっているんですが、なかなか実行できていないのが現状ですね。
休日の過ごし方
休日は基本的に家族との予定を最優先にしています。生活用品や食材の買物をしたり、娘の習い事の送迎をしたり、娘と一緒にゲームをやったり、車を出して日帰りの遠出をしてみたり……。
したがって自分のための時間は平日と同じく23時以降になります。そこからブログの執筆をしたり、ライティング活動をしたりしています。
パラレルキャリアが成立できている理由
上記のスケジュールを見てわかるとおり、自分の活動をする時間はかなり限られています。
昔、一人暮らしをしているときはもっとシンプルで簡単でした。会社の就業時間が終わったらすべて自分の時間だったので、18時以降は自由にブログを書きまくる。そんな生活でした。
今は家族も増えて、自分の人生が自分だけのものでなくなり、自分勝手に個人の活動をするのは難しい。周りの理解と協力がなければ、続けることは難しかったと思います。
そんな経験から、パラレルキャリアを成立させるために必要な要素を考えてみました。
■勤め先の会社の仕事を濃縮させている
私は、ブログやライターの活動を「副業」と考えたことはありません。お金をいただく活動ですから、「本業の隣にあるサブ的な仕事」ではなく、プライドとプロ意識をもって仕事をします。
しかしサラリーマンとして企業に務める身としては、優先すべきは従事している会社の仕事。これをないがしろにして、自分勝手に個人の活動を行うことはできません。
そのため、サラリーマンの残業を減らさなければ、個人の仕事に手が回りません。タスク管理や優先順位の見極めを行い、業務をすばやく終わらせる努力が必要になります。
■働く時間と場所を選択できる会社である
私は幸い、働く環境には非常に恵まれたと思います。働く場所と時間には寛容な会社であったため、自分のライフスタイルに合わせて柔軟な働き方ができています。
とくにリモートワーク中心の働き方に変わったのはうれしい変化でした。通勤・通学にかけていた時間を、他に割り当てられるようになって、個人の仕事もしやすくなりましたね。
ただし「自由な会社だから」とルールや制度にあぐらをかいて、好き勝手に仕事をしていいわけではありません。人との関わり合いの中に身を置いているのですから、周りの人たちに迷惑をかけてはいけません。
そのためコミュニケーションについては気を配っています。後ろ指をさされないように一生懸命に仕事はしますし、困っている人がいたら率先して手を貸します。周りの方々の理解と協力があって成り立つライフスタイルですから、どうやったら「自分勝手な嫌なやつ」にならないかを考えて行動するようにしています。
■家族の理解と協力をもらう
パラレルキャリアで「家でも仕事をする」というのは、個人事業主の「自宅が仕事場」とは違い、「家庭という生活環境の中で仕事を持ち込んでいる」という状態である。この意識を持つことを大切にしてきました。
ミーティングがあれば部屋をひとつ借りなければなりませんし、食事の時間や娘の習い事の送迎など日常生活のリズムは優先しなければなりません。自分一人で生活しているのではないので、互いに手を取り合う必要があります。
自分の時間を確保したいのであれば、その時間を作ってもらえるように、家族の協力をあおがなければならない。そのためにはまず自分から積極的に働きかけることが大切だと考えています。
■体調を崩さない努力をしている
体は資本です。これが乱れてしまうと、すべてのリズムが崩れてしまいます。そのため日頃から体調を崩さない生活を心がけるようにしています。
とくに重要視しているのは「食事」と「睡眠」。
人の体は食べたもので形成されるので食事はとても重要。三食の食事は妻が非常に気をつかってくれていて安心なので、それ以外のところで変なものを摂取しないように気をつけます。主に間食と飲み物ですね。
この生活をしていると睡眠不足になりがちではありますが、足りない分は昼寝で補うようにしています。また、睡眠の質を向上させて、短い時間でもきちんと回復できるように努めています。
■不要なものを捨ててきた
自分はゲームがめちゃくちゃに好きです。学生時代の思い出といえば、部活で汗を流しているか、家に帰ってゲームをしているか。コントローラーを握っている間は眠気を忘れるぐらい好きなのです。
ですが、会社と個人事業の両立をするようになって、ゲームを断つようになりました。いまでもたまにスマホのゲームを触ったりしますが、昔のようにテレビの前に座り込んでプレイすることはありません。
時間は有限です。24時間の中に新しい何かを入れようとしたら、他の何かを諦めたり、捨てなくてはなりません。それが私にとってゲームでした。
ただ、これを辛い・苦しいと思ったことはありません。それよりも楽しいと思える「文章を書く」という趣味に出会えたのは、私にとっての幸運でした。
最後に
会社の人には「どうやって時間を取っているんですか?」と尋ねられることが度々あります。自分でも、日々忙しいなとは思いますが、それでも無理をしているつもりはありません。体調を崩すことはほとんどありませんし、家族との関係も良好です。
ただ、これらの生活はすべて周りの人たちの理解と協力があって成り立っている。そういう意識だけは、これからも大切にしていきたいと思っています。
(文:ばんか(bamka))
