「paizaは、(エンジニア仲間の)友人にも薦められるサービスだと考えています」

そう語るのは、株式会社エスユーエス(以下、エスユーエス)でITエンジニアとして活躍する片岡大心さん。paizaを薦める理由は、経歴ではなくスキルに基づいて評価してくれる企業と出会える点にあるそうです。

片岡さんはITエンジニア未経験から学習をスタートし、paiza登録者の上位2%にあたるSランクに到達しました。高ランクに届いたことで、エスユーエスからスカウトが届き、念願のITエンジニアへの転身を遂げました。

エスユーエスに入社してから約3年。XR、Web、AIなどの技術領域を横断しながら経験を積んできた片岡さんに、ITエンジニアを目指した背景や学習の過程、そして今後の展望について聞きました。

片岡大心さん プロフィール

ソリューション事業本部 関東第二ソリューション部

片岡さん

ITエンジニアを目指して試行錯誤した日々

片岡さんは高等専門学校(以下、高専)で電気情報工学を学び、卒業後は飲料のペットボトル製造会社へ就職。製造現場のオペレーターとして、機械の点検やメンテナンス業務を担当していました。仕事を続けるなかで将来を考えたとき、「より専門的なIT分野で専門性を磨きたい」という思いが強くなったといいます。

前職を退職後、しばらく地元で過ごしながら、ITエンジニアになるための道を模索していました。親戚からのアドバイスもあり、フランス発のITエンジニア養成機関「42 Tokyo」で学ぶことを決意しました。

「高専時代に授業でプログラミングに触れる機会はありましたが、しっかりと学習したほうが就職に有利になると考え、入学しました。1年半在籍して、膨大な知識と経験が身につきました」

42 Tokyoでは、最初の1年は基礎カリキュラムを受講し、最後の半年はUnityを中心に学びました。同時期にpaizaでPythonの学習を開始し、アルゴリズムについての理解も深めました。在学中に、paizaランクは登録者上位30%にあたるBランクまで到達するも、そこからの「Aランクの壁は高かった」と片岡さんは振り返ります。

「paizaを利用するなかで、このような解き方もあるんだなと。アルゴリズムの理解力は、かなり向上しました。ただ、Aランクの問題がなかなか突破できなかったので、paizaのほかにもアルゴリズムに関する書籍を読むなどして、自己学習を進めました。今でも壁にぶつかったときは、基本に立ち返るために書籍を紐解くことが多いですね。アルゴリズムを学ぶ際には、プログラムの内部で何が行われているのかを細部までイメージできていないと、つまずいてしまうのだと気づかされました」

試行錯誤の末、Aランクを越えて最高位のSランクに到達。これがエスユーエスへの入社を決定づけるきっかけとなりました。

「エスユーエスからスカウトが届いたのは、Sランクになってからでした。BランクとSランクでは届くスカウトの数がまったく違います。私はもともとXRの分野に興味を持っていたのですが、多くの企業が経験者であることを採用条件に挙げていました。ですがエスユーエスは私の経歴だけではなく、現在のスキルを見てくれました。上場企業であることの安心感に加え、未経験での採用にもかかわらず、前職時代と変わらない給与を提示していただいたことも入社の大きな決め手になりました」

人事担当者に話を聞くと、「Sランクの方は一定のスキルの目安があるため、安心して選考を進めやすいです」と太鼓判を押します。paizaを通じてITエンジニアの職に就くことができた片岡さんは、友人にもpaizaを薦めているそうです。

「実際に、就職しようと考えている友人には薦めていますね。問題を解くだけで自分の実力が可視化されますし、その結果をもとにさまざまな企業からスカウトをいただけるので、非常に使いやすいと思います」

paizaにはEからSまでのランクがあり、Cランクが一つの壁となっています。これを越えてBランク以上を取得できれば、プログラミング力をアピールできるため、企業からのスカウト数が増えていきます。

業務を通じて、ITエンジニアとしての成長をさらに加速

片岡さん

エスユーエスへの入社後、片岡さんは学んできたUnityを活用し、ゲームやデジタルツイン関連のアプリ開発へ。希望していたXR関連の技術検証に携わる機会にも恵まれたそうです。

業務に慣れてからはTypeScriptやReactにも触れ、Webサービスのフロントエンドの開発も経験しました。また、バックエンドやデータベースを扱うチームと連携する機会もあり、知識の幅を広げられたとのこと。

「エスユーエスでの仕事を通じて、開発に必要な要素を一通り知ることができ、ITエンジニアとして大きく成長できたと思います。入社してからも仕事の幅を広げるために業務外の時間を使って、個人的にローカルで動くWebサービスを開発するなど、学び続けています」

時には20名規模の大規模プロジェクトに参画し、膨大なタスクに直面することもありましたが、チームの存在が支えになったといいます。

「メンバーと密にコミュニケーションを取り、励まし合いながら進めることで乗り越えられました。また、営業担当者やエンジニアをサポートする『エンジニアリング課』のメンバーが気にかけてくれたことも、『会社に支えられている』という安心感に繋がりました」

ゲームの開発を仕事にできる喜び

片岡さんがITエンジニアの仕事を始めてから約3年。どのようなときに、転職してよかったと感じるのでしょうか。

「リモートで働ける点がとてもありがたいですね。通勤時間がかかりませんし、家で仕事ができるので、昼休みに仮眠も取れます。仮眠をすると、疲労感が違うと感じています。ただ、リモートワークだと運動不足になってしまうので、フィットネスバイクを買って家で漕いでいますね。あと、日常生活のなかで、ITに関する問題が起きたときに自分で解決できるのもうれしいです。なにより、プログラミングが好きなので、コードを書いて思いどおりに動いたときが楽しいですね」

ITエンジニアになり、ワークライフバランスを保ちながら、楽しく仕事ができているという片岡さん。最近ではAI領域にも進出し、ローカルLLM(大規模言語モデル)の構築で顧客から高い評価を得るなど、活躍の場をさらに広げています。

さまざまな業務に携わるなかで、よく利用する技術やツールについて、片岡さんに聞きました。

「割合としてはゲームやアプリの開発が多いので、メインはUnityを使っています。関連して、実装はC#で、エディタはVS Codeを使っていますね。Web開発のプロジェクトでは、ReactとTypeScriptを使い、ツールはFigmaを使うことが多いです。デザイナーの方がFigma上で画面デザインを制作してくれるので、それを参照して開発を進めています」

ゲーム開発の業務が多い片岡さん。趣味もゲームだと笑顔を見せます。

「アクションゲームやインディー系のゲームなど、幅広く楽しんでいます。基本的にパソコンでゲームをしているので、思い切って高性能なマシンを買いました」

趣味でもあるゲームの開発に携われることは、仕事をするうえで大きなやりがいにつながっています。

目指すのは「技術のスペシャリスト」

 

今後、片岡さんはどのようなキャリアを築いていきたいのでしょうか。将来の展望について聞きました。

「技術のスペシャリストになりたいと思っています。ただ、AIによって変化が激しい時代なので、1つにこだわらずに学んでいきたいと考えています。自分の強みは持ちつつも、それ以外のことも幅広く理解できるITエンジニアになりたいです」

得意のゲームやアプリ開発のほか、XRとAIを組み合わせたサービスを構想しています。

「直近では、XRとAIをうまく組み合わせて新たな取り組みができないか考えています。たとえば、XRでは、コントローラー操作時の人の動きを精密に計測できるので、そのデータをAIに解析させてみたいですね。人の情報取得の方法として、1つセンサーが増えると思うので、データをもとに何らかの診断も可能になるのではないかと」

日々、技術の進化が続いているなかで、新しい知識やスキルを身につけるのは大変なことです。普段のインプット方法について、片岡さんに聞きました。

「新しい技術に関しては、SNSで気になった投稿をブックマークしておいて、あとから見直しています。paizaラーニングにも新技術に関する教材があるので、気になる講座があれば受講したいです。どちらかというと個人学習のほうがモチベーションを保てるので、まだ参加したことはありませんが、最近はVRChat内で有志によって開催されているVR勉強会に興味があります」

さらにエスユーエスの社内でも、ITエンジニアそれぞれが思い描くキャリアパスを実現できるように、会社として注力すべき新たな最先端技術領域のスキルアップのための研修など、多数行われています。

有志による勉強会も定期的に開催されており、技術を向上させるための環境が整っています。片岡さんも仲間と共に勉強をすることで、ITエンジニアとして成長できると考えています。

「1人で勉強を続けるのは大変なので、仲間をつくって一緒に勉強を続けたほうがいいと思っています。そのうえで、ITエンジニアは自己学習も必要な職種だなと。私はいまでも『42 Tokyo』で一緒に学んだ仲間と定期的に会っていて、技術やマネジメントについて話し合っています。雑談のなかで収集できる情報もあるので、ITエンジニアとして成長するうえで、仲間は大切ですね」

「常に自己学習を続けていけるエンジニアが理想」と語る片岡さん。未経験から始まったその歩みは、仲間と共に学び続けることで、まだ見ぬ技術の先へと続いていきます。

エンジニアの挑戦を後押しする エスユーエスの企業文化と人材育成

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