仕事の流儀や価値観について取材とコラムの両軸で展開してきたTech Team Journalの人気連載「Professional 7rules」。今回は国民民主党代表の玉木雄一郎氏に、人生において大切にしている7つのルールを伺った。

なお、玉木雄一郎氏への取材はほかに2記事敢行しており、下記より読むことができる。

同日インタビューの記事:
岸田政権のデジタル政策への本音と積極的AI活用への提言<国民民主党代表 玉木雄一郎 独占インタビュー>

同日インタビューの記事:
IT人材が足りなくなる中で、日本が取るべき選択肢と未来への可能性<国民民主党代表 玉木雄一郎 独占インタビュー>

Rule1.早起きせよ

「ベタでありつつも、やはり『早起きは三文の徳』ですね。電話がかかってこない早朝に、静かに物事を考えるというのは、一日のスタートにおいて成功の秘けつだと思います。成功している経営者の方に話を聞くと、だいたい早起きの人が多いですね。私もそれを実践しています」

Rule2.神仏を尊べ

「サムシング・グレートのような感じで、これも成功した経営者に多いですね。傲慢にならないようにするためには、神や仏などといった人知の及ばないものを大切にしたり尊んだりするんです。神仏が何か、どれか、ということが重要なのではなくて、傲慢にならずに常に自らをチェックしていくことが、心持ちとして重要だということです」

Rule3.悲観的に備え、楽観的に行動せよ

「悲観的に備え、楽観的に行動せよという動き方を常に心がけています。生きているとさまざまなことが起こるので、あれも起こるかも、これも起こるかもと、ある種悲観的に準備します。ただ、いったん決めたら動くだけ。あとはもう楽観的に行動するのみです。行動が成果に繋がりますので」

Rule4.失敗したら笑え

「これは大学生のときに教えてもらいました。私は大学の陸上部で十種競技をしていたのですが、ウエイトトレーニングの先生に『週末に雨が降る』と言われました。週末に旧国立競技場で走る予定だったのですが、あそこは雨が降ると、ホームストレッチのところで向かい風になって、よい記録が出ないんです。

それで不貞腐れていたら、『雨はみんなに平等に降るから、その中で何ができるかを考えた人だけが新記録を出せる』と言われたんです。悩んでいても悔やんでいても文句を言っていても、雨は止まない。

すべての人にとって条件は同じなのだから、その中でスパイクを雨用に替えたり、ウェアをもっと軽いものに替えたり、できることはたくさんある。

ただ悩んで行動しないでいても意味がない。悩んで悲しむのは、1分とか11時間とか、時間を決めること。そこから先は楽観的になって、笑って顔を上げて、情報をつかみに行きなさい、といったことを教わりました」

Rule5.愚痴・悪口を言うな

「難しいことでもありますが、愚痴や悪口を言っても、悪い運気を引き込んでしまうだけなんですよね。人の悪口を言っている暇があったら、自分が何をするかを考えたほうがいいですね。自分のための行動が大切です」

Rule6.褒める拍手

「これはRule.7と対になります。やはり褒められて喜ばない人はいないんですよね。何か少しでもあったら、褒めてあげると喜ぶし、喜んでまた情報をたくさんくれる。するとこちらが助かるんです。手段や情報がたくさん手に入るので。

日本人は、よってたかって失敗した人をいじめ倒すのは得意だけど、成功した人を褒める文化が足りないですよね。もっと褒めて拍手を送るのは無料だし、拍手してもらった人はみんなうれしいし、ハッピーではないですか。そこからまたよい成功を引き寄せてくるんですね。

子育てもそうなんですよ。『うちの愚息』と言って、自分の子どもを表ではあまり褒めないでしょう。でもアメリカでは、『うちの子は必ずスターになりますよ』といったことを普通に言っているわけです。それで子どもも調子に乗って、本当にある程度行くんですよね。

日本のデジタル人材もそうですが、天才を育むにはちょっとしたことを思いきり褒めてあげることではないですかね」

Rule7.与える握手

「Rule6.の『褒める握手』と対の『与える拍手』。拍手と握手を掛けているのですが(笑)。我々政治家が選挙をしているときに握手するときは、頭の中で一票がほしいと思って、奪う握手をしていることが多いんですよ。

でも、この人と握手をして、なんとか一票入れてくれないかなと思うのって、いやらしいではないですか。

それで精神的にも疲れたので、あるときから発想を変えました。

『今日一日、あなたに何かよいことがありますように』と思って握手するようになったら、お菓子を配っているような感じがするから、こちらも楽だし、受け取る側にも伝わるんですよね。結果として、それで票を入れてくれたり応援してくれたりすることもあるので。

ほしいときにほしいほしいと言わないというか、むしろ与える気持ちでやって、初めて手に入る。選挙絡みの話になりますが、一般的にもそうかなと思います。ガツガツして、会った瞬間に『今日はあなたからいくらとれるか』みたいな人と会うのはいやじゃないですか。ビジネスでも相手にとってよい話をして、初めてそこからよいものが出てくると思います」

取材後記

岸田政権のデジタル政策の本音や、玉木氏が考えるデジタル化の未来などを伺った取材であったが、幸いにもProfessional 7rulesについてのお時間もいただき、笑顔で応じてくださった。

聞いて「当然」と思うことが多い一方で、なかなかできていないと思うRuleも多いと思った玉木氏のProfessional 7rules。

我々も人生という道を歩んでいく中で、意識していきたいものだ。

同日インタビューの記事:
岸田政権のデジタル政策への本音と積極的AI活用への提言<国民民主党代表 玉木雄一郎 独占インタビュー>

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IT人材が足りなくなる中で、日本が取るべき選択肢と未来への可能性<国民民主党代表 玉木雄一郎 独占インタビュー>

(取材/文:柳下修平、撮影:つるたま

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