私は、Another worksという会社でAIエンジニア兼データサイエンティストをしています。
キャリアのスタートから現職だったわけではなく、某小売グループのシステム会社から転職をしてきました。
エンジニア転職の選択肢はたくさんあり、
・大手の転職サイトや転職エージェントを利用する
・paizaのようなエンジニア特化型転職サイトや転職エージェントを利用する
・外資系も想定してLinkedInを使う
・WantedlyやYOUTRUSTを使う
などがあげられます。
では、私自身はどのような「転職活動」をしたかというと、実は転職活動をしなかったのです。
目次
滑らかなキャリアを描ける、「複業転職」
転職活動をせずに転職をする方法とはずばり、「複業転職」です。
複業転職とは字の如く、「複業」期間を経てその企業に転職をすることです。
※複業の定義
一般的な“副業”は副収入を得るため、つまり金銭報酬を目的とした副業のことを指します。 Another worksが提唱している“複業”は、金銭報酬だけではなく、スキルアップや自己実現など経験報酬や感情報酬等、複数の目的を持った複業を指します。
複業転職は前述の「転職活動」の辛さが軽減されるだけでなく、家庭を持っていて環境を変えることに大きな不安を感じている方や、今の会社に不満があるわけではないが新しいことに挑戦したいなと思っている人にオススメの方法です。
実際私は、前職の仕事に特に不満もなく第一子が生まれて半年というタイミングで複業転職をしました。狙って複業転職をしたわけではないですが、環境を大きく変えることなく滑らかなキャリアを描ける複業転職は、今後主流になっていくのではないかと感じています。
新婚・子持ちで大手からベンチャーに複業転職
当時は某小売グループのシステム会社でサーバサイド、システム企画、ベンダー管理などをやっていました。
ある時AIレコメンドエンジンを内製化することになり、もともと趣味でAI領域を独学していたので実装を担当させてもらえることになりました。
リスキリングとしての環境は整えていただいたのですが、どうしても社外で実務経験を積みたいということで複業を始めました。
そんなある日、複業を探すのに使っていた「複業クラウド」を運営する株式会社Another works から連絡をもらいました。
もともと複業クラウドのファンだったこととスタートアップに関わりたい気持ちから Another works での複業を決意しました。
この時は転職を全く意識していなかったのですが、Another works に関わるにつれ会社の描くビジョン、開発組織、抱えている課題なんかを雑談でも話すようになり次第にこの会社で働いてみたいという思いが高まっていきました。
まずは家族に相談してみました。
先述の通り第一子がまだ0歳で、大手グループ会社からスタートアップへの転職ということで心配をかけるかなと思っていたのですが、
「あー、土曜日に働いている会社だよね?いつも楽しそうに話しているし良いんじゃない」
という意外な反応をもらいました。
そこで Anotherworks で AIエンジニア / データサイエンティストとして働きたい旨を申し出たところ、快く受け入れていただき晴れて Another works の正社員となりました。
実際に複業転職をしてみて
複業期間を通して、自分が期待されていることや担当する業務が解像度高くわかるので、それを経て転職をすることは非常にストレスフリーでした。
複業期間があったのでプロダクトの仕様も大枠は理解できており、プログラムの中身も関わってきたからこそキャッチアップがしやすかったです。特に私は子育てのため、早々にリモートメインに切り替えなければならなかったのでかなりのメリットでした。
転職でよく聞く上長となんとなく相性が合わないという悩みも、複業時代から関わっていたので今更悩む心配もありませんでした。
複業転職のメリット・デメリット
複業転職に関しての良いところを記してきましたが、もちろん人による部分もあります。
メリット
・会社とのマッチ度合い(相性)を事前に確認できる
・自分のスキルをきちんと把握した上で内定を出してくれているので安心感がある
・自分の周りの人(家族や親など)の理解を得られやすい
デメリット
・すぐに転職をしたい人にはオススメできない
・複業(副業)禁止の会社にお勤めの方は不可能
・入りたい企業が複業を受け入れていないと適用できない
今時点で何がなんでも転職したいという方よりは、現職に特に不満はないけど新しい挑戦をしてみたいな、ここで働いてみたいなという思いがある方は複業転職と相性が良いと思います。
まとめ
複業転職は求職者側としても心理的ハードルを下げ挑戦しやすく、企業側としてもミスマッチが起きにくい、転職市場にいない人を採用でき、人流も円滑になるという三方よしの方法です。
今の会社に不満はないけれど、今後のキャリアにモヤモヤしている方の後押しになったら大変嬉しいです。
(文:Another works 小池翔)
※本記事はAnother works からpaiza「Tech Team Journal」への寄稿記事ですが、PR記事ではございません。

