2020年の春ごろ、新型コロナウイルス蔓延に伴って、多くの人がリモートワークでの仕事を余儀なくされました。
オフィスでの仕事に慣れていると、自宅で仕事をする環境はおろそかになってしまいがちです。さまざまなものを導入して、リモートワークでの働き方に試行錯誤を繰り返すことも多かったです。
そんな自分がリモートワークの仕事で使ってみて良かったものを紹介したいと思います。
- AirPods Pro
- 保温マグ
- ワーキングデスク
- デスクチェア
- チェアマット
- スリッパ
- アイマスク
- 短い充電ケーブル
- テンションの上がるもの
- リモートワークの達人
目次
・AirPods Pro
リモートワークでの仕事で多くの人が経験していることといえば、オンラインでのミーティングだと思います。これまでは同じ会議室で話していましたが、オンラインではスピーカーに耳を傾けるようになりました。
そんなオンラインのミーティングではAirPods Proがとても役に立っています。
とくに役立っているのは、ノイズキャンセリング機能です。外から聞こえてくる音を遮断して、ミーティングに集中することもできます。ミーティング以外でも仕事中に音楽を聴く際に、音楽に集中できて捗ることも多いです。
AirPods Proはマイクの性能も高く、ミーティングのときに自分の声をよりクリアに拾えます。
またケーブルレスのため、断線やPCに挿しっぱなしという心配がないこともありがたいところです。少々値が張りますが、Apple製品との相性もよいのでiPhoneやMacを使っている人にはとてもオススメです。
AirPods Pro以外では、マイクが口元に伸びているヘッドセットもオススメ。このタイプはきちんと自分の声を拾ってくれるので、会議のときに「声が聞き取りにくい……」といったストレスも起こりにくいでしょう。
・保温マグ
リモートワークだからというわけではありませんが、水分補給は大事です。
自分はコーヒーを飲みながら仕事をする際に、保温マグがとても役立っています。
夏場はお水やアイスコーヒー。サーモスの大きいグラスに氷を入れて飲んでいます。コップ自体が結露することもなく飲み口も広いので、冷たいままゴクゴクと飲めて、重宝しています。
また、冬場であればホットコーヒー。蓋付きのものだと冷めにくいので、長い時間温かいコーヒーを楽しめます。
自分が使っているのは、ブルーボトルコーヒーのトラベルマグ。温かい飲み物を飲むときには重宝しています。選んだ理由は、蓋が付いていて保温力が高いことに加えて、落としても割れず、青のカラーが好みだったこと。
また、夏場はよくサーモスのタンブラーを使っています。冷たいものをごくごくと飲めるように大きめのサイズ。氷をたくさん入れても全然結露することもないので、冷たい飲み物を入れるのには最適です。
・ワーキングデスク
リモートワークでの仕事は、主にデスクで行うようにしています。
昔は食事用のローテーブルやこたつなどで仕事をしていましたが、どちらも仕事向きじゃないんですよね。姿勢も悪くなってよいことがないので、仕事用のデスクを購入することにしました。
仕事用のデスクをネットで探しましたが、しっくりくるものがありませんでした。天板の色・厚み・大きさ・脚の太さ・デザインなど、好みが詰まったものを探すのは至難の業のように感じて、半ば諦めかけていました。そんなときに自作デスクの記事を見つけて、まさに理想のデスクはこれだ!とビビッときて自分もつくることにしました。
自分が自作デスクをつくる際に参考にした記事はこちらです。
理想としては、天板に厚みと奥行きがあること。そして配線をなんとかしたかったこと。デスクを自作すると愛着を持てて、楽しく仕事をできるのではないかと考えました。
しかし実際に作ってみようとすると、なかなか大変でした。まず、届いた天板が大きかったこと。
天板を広いものにしたので、デスクを作っているときに壁や床を傷つけないかとヒヤヒヤしていました。
ちなみにできあがったものがこちら。奥側の真ん中に電源タップを置ける場所を確保しているのがポイントです。
デスクの上にものを置かないと、これくらい広く使えます。広いデスクで仕事をするとかなり満足度が高いので、オススメです。
もちろん、部屋の広さによって置けるデスクの大きさにも限界があると思います。また、人によってデスクの好みもあります。このあたりは部屋と予算との相談になりますが、仕事用のデスクを用意するのはオススメです。
・デスクチェア
デスクとあわせて、いすも買いました。デスクワークの天敵は長時間の座りすぎ。腰への負担が超重要課題になってきます。
購入の決め手は体への負担の少なさです。リモートワークは一時のものではないため、よいいすを買おうと腹を括って体に負担をかけないことを重視して、高めのいすを購入しました。
購入したのはバロンチェア。バロンチェアを選んだのは、座り心地が良かったから。実際にさまざまなデスクチェアを座り比べした結果、体にしっくりくるものにしました。
仕事用のイスというだけあってとてもしっかりしていて、バロンチェアに変えてから一回も腰が痛くなったことはありません。
また、デスクチェアは実際に座って確かめることをオススメします。高いいすでも相性が悪いと逆にストレスになって、心地よく仕事ができなくなってしまい、ただの高い出費になりかねません。
・チェアマット
デスクチェアを購入した際には、チェアマットも大事です。
チェアの足にキャスターがついていると、意外と床が傷ついてしまいます。とくに賃貸の場合には、床の傷にはかなり気を遣いますよね。そんな心配をしないためにも、チェアマットを導入することをオススメします。
・スリッパ
自分の部屋で仕事をするときにはスリッパが欠かせません。
もともと冷え性ということもあって、一年を通して冬用の厚手のスリッパを愛用しています。体の冷えは健康にも悪いので、靴下だけでなくスリッパを履くことで冷えを防げます。
会社に出社していた時期は電車に乗ったり、会社のデスクに座ったりすることで仕事モードに切り替えるタイミングがありました。リモートワークだと仕事モードに切り替えるきっかけがあまりないので、自分はスリッパを履くことで意識を切り替えるようにしています。
・アイマスク
デスクワークでは、ほとんど同じ姿勢でディスプレイを見続ける時間が長いため、目の筋肉が凝り固まってしまいがちです。
そんなとき、アイマスクを非常に重宝しています。自分は王道の「めぐりズム 蒸気でホットアイマスク」がお気に入りです。
お昼寝の時間や夜に寝るときなどの目を休めるために使うと、かなり癒やされます。
・短い充電ケーブル
デスク周りでは長いケーブルが邪魔になることがあります。とくにスマートフォンの充電ケーブルは短いほうが個人的にはよいと思います。
- PCとスマホ間の距離を空ける必要もない
- デスクの上では長いケーブルがそもそも必要ない
- 逆に長いと邪魔になる
以上の理由から充電ケーブルは短いものを使っています。
長いケーブルをまとめるよりも短くスッキリしているので、30cmのケーブルがちょうどよいです。
・テンションが上がるもの
リモートワークの際には、デスク周りにテンションが上がるものを置いておくのがオススメです。
ふとした瞬間に目に入ると、テンションが下がらずに仕事を継続できることが多いのです。
例えば、好きなキャラクターのフィギュア・映画のポスター・日めくりカレンダー・アクリルスタンドなどなど。近くに置いておくだけで自分なりのパワースポットに早変わりします。
ちなみに自分のテンションが上がるものは、GRIDと呼ばれるアート作品です。
これはiPhoneを分解したパーツを並べたアートで、このクールでかっこよい感じがたまらなく好きです。部屋にあるとオシャレじゃない?と思ったので飾っています。
・リモートワークの達人
リモートワークの達人という本もオススメです。
コロナ禍でリモートワークを余儀なくされる前に、リモートワークを取り入れている会社で働く著者がリモートワークの素晴らしさを説く本です。
なぜリモートワークがよいのか?について書かれていて、そのメリットやリモートワークをしないことのデメリット、そしてリモートワークの心得がこの本に詰まっています。なかなか実行できないものもありますが、読むだけでも参考になることが書かれています。
海外の方が書かれているので、若干強気な言い回しになっている部分が多く、逆に達人から教えられているようにも感じて、個人的にお気に入りです。
リモートワークは改善を繰り返すこと
リモートワークになってからというもの、仕事の際にいかにストレスをなくすかを考えて、様々なものを導入してきました。
実はまだ導入を迷っているものもあって、部屋の二酸化炭素濃度を計測できる二酸化炭素濃度計や、PCにつなぐ外部ディスプレイを筆者はまだ導入していません。多くの商品が出ていて、値段もピンキリ。どれがよいのか迷っていて、なかなか手を出せていません。
オフィスと同じ環境を用意することは難しいかもしれませんが、リモートワークだからこそ導入できるものもあるかと思います。
さまざまなものを試して、これは必要だった、これはいらなかったを繰り返して快適なリモートワークを過ごしたいものです。
もしこういうものもあると便利だよ!というものがあれば、ぜひ教えてもらえると嬉しいです!
(文:澤田孝志)