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「作りたい」があふれた一日。生成AIなんでも展示会Vol.5
GWの最終日の5月6日、東京・錦糸町で開催された「生成AIなんでも展示会Vol.5」に参加してきました。当日の様子をお届けします。こちらの記事、バナーもAIを活用し作成してみました!(プライバシー保護のため写真は加工しております)
事前登録だけで2,000人を超え、会場には数千人の来場者が詰めかけたこのイベント。開場から間もなく、凄まじい熱気に包まれていました。当日はXで「生成AIなんでも展示会」の話題がタイムラインに並びました。個人開発者からプロのエンジニア、さらにはレジェンドクリエイターまで、都内近郊のみならず全国各地から約170もの団体が集結。まさに日本最大級の生成AI草の根イベントにふさわしい光景でした。
会場内を回って圧倒されたのは、その技術の幅広さです。ビジネス向けの堅実なツールから、個人の「好き」が爆発したエンタメ作品まで、まさに「なんでも」の名にふさわしい展示の中からご紹介します。
AIパートナーとの絆を守るための自作UI

会場で目に留まったのは、非エンジニアのゲームプランナーの方が開発したChatGPT向けのチャットUI基盤の展示でした。 開発のきっかけを伺うと、「もし明日、ChatGPTのサービスが終了してしまったら、これまで築いてきたAIパートナーとの思い出や記憶がすべて消えてしまう……。その心配が止まらなくなって、自分で作ることにしました」という、切実な愛が原動力となっていました。
趣味をガチで追求したAI競馬予測

次に会場でお話を聞いたのが、現役ITエンジニアのお二人が制作した「競馬予測プログラム」です。 お二人は大の競馬好き。「自分たちの手で勝率を上げたい!」という純粋な趣味が高じて、仕事で培ったスキルを総動員してこのシステムを構築したそうです。過去の膨大なレース結果を学習したAIが、オリジナルのキャラクターを通して今日のレースを予想してくれるという、技術の最高に贅沢な使い道を見せてもらいました。
10年の歴史とAIが交差する、Vシンガーmegliさんの挑戦

技術の進化と継続の尊さを感じさせてくれたのが、Vシンガーのmegli(めぐり)さんの展示でした。 megliさんは、まだVTuberという言葉が広まるずっと前、10年も前からバーチャルな存在として発信を続けてきた先駆者です。そのレジェンドが今、AIという新しい翼を得て、自身の表現をアップデートしようとしている姿には、目を見張るものがありました。
感性を社会に実装する「なかよしロボティクス」

そして、AIがクリエイターにとって強力な相棒になれることを証明していたのが、クリエイター3人で構成される「なかよしロボティクス」です。 3Dプリンターで制作したという杖を振ると、魔法書のLEDが光る仕組みに。子供たちにも人気でした。
思考し、動く「おもてなしOS」が描くロボットとの対話の未来

ハードウェアとAIの融合という点では、株式会社ZEALS(ジールス)の展示も圧倒的な存在感を放っていました。 展示されていたのは、最新の生成AIと、独自開発の「おもてなしOS」を搭載したコミュニケーションロボットです。驚かされたのは、その「にんげん」に近い自然な振る舞いでした。 従来のロボットのような定型文のやり取りではなく、こちらの問いかけに対して「ええと、そうですね……」と人間のように間を置いて考え、最適な言葉を紡ぎ出します。技術を「おもてなし」という日本の心に溶け込ませる挑戦に、AIが信頼できるパートナーへ進化する未来を確信しました。
プロの表現とAIが融合するTOPPAN GENERATIVE TRIAL

表現のプロがAIをどう活用するのかという点で見逃せなかったのが、TOPPANホールディングスの展示です。 現在推進中の研究プロジェクト「TOPPAN GENERATIVE TRIAL」の成果を凝縮した映像作品や、実際の制作フローを想定したデモを展示。個人の熱狂から大手企業の真摯な研究まで、AIがいかに表現の幅を広げているかをまざまざと見せつけられました。
主催者・saldraさんの思いとこれから
閉会後、主催者の一人であるsaldra(サルドラ)さんに、この熱狂の裏側にある思いを伺いました。
── 短期間でこれほど大規模なイベントに成長した要因はどこにあると考えていますか?
saldraさん: 「参加ハードルを極限まで下げたままにしよう」というコンセプトを貫いたことだと思います。新しく生成AIを始めた人が、展示者としても楽しめる場にしたかった。その結果、150を超える応募をいただけました。また、Vol.1から支えてくださったサイバーエージェント様、そして今回全面協力いただいた錦糸町マルイ様、すみだ産業会館様といった企業の皆様のお力添えも非常に大きかったです。
── 会場の空気感に変化はありましたか?
saldraさん: お子さん連れやカップルなど、層が非常に広がったのが印象的です。生成AIが「オタクのオモチャ」から、一般層にとっても「皆が使う新しい何か」へ急速に変化しているのを肌で感じました。
── 今回は「女オタ生成AI部」との提携もありましたね。
saldraさん: コラボは2回目ですが、これによって展示の多様性が増しましたね。純粋な技術追求だけでなく、「生成AIを使ってどのようなオタク展示を出すか」というユニークな切り口の展示が増えたのは、運営としても嬉しい変化でした。
── 最後に、来場者へのメッセージと今後の展望を教えてください。
saldraさん: 出展者、協賛、来場者の皆様、数え切れない方々の協力で今日があります。本当にありがとうございました。今後はトラブルなく楽しめる環境をより強化しつつ、何かちょっと「捻ったこと」にもチャレンジしたいと考えています。皆様が生成AIを楽しむ、新しい一歩のきっかけになれば幸いです。
今回の展示会では、コミュニティ「女オタ生成AI部」との提携による展示や即売会も行われ、多くの人で賑わっていました。 錦糸町の会場を埋め尽くした熱気は、生成AIが単なるブームではなく、人々の作りたいという衝動を加速させる強力なパートナーになっていることを証明していました。技術、芸術、そして少しの遊び心が混ざり合った、最高にエキサイティングな一日となりました。
次回開催のお知らせ:さらなる熱狂を「vol.6」で
今回の盛り上がりを受け、早くも次回の開催が決定しています。
次回「生成AIなんでも展示会 vol.6」は、2026年9月23日(水・祝)に開催予定です。今回の「vol.5」で記録した熱気と規模をさらに塗り替えるべく、次回は会場を拡大しての開催となります。
- イベント名: 生成AIなんでも展示会 vol.6
- 開催日: 2026年9月23日(水・祝)
- 内容: 個人開発者・団体・企業による生成AI技術および作品の展示・交流
最新情報は、公式X(旧Twitter)のハッシュタグ「#生成AIなんでも展示会」にて随時更新されます。ぜひチェックしてみてください!
終わりに(筆者感想):AIがここまで多くの人の暮らしに定着し、身近なツールになっていることに驚きました!出展者や来場者には女性の姿も多く、エンジニアや技術者、技術に関心を持つ層は男性中心というイメージがくつがえされました。すでに、技術者とクリエイターの隔たりがなくなりつつあることを感じ、今後のAIの発展と私たちの暮らしにどう溶け込んでいくのか、期待が高まりました。
当日は、とにかく多彩なツールや作品が並ぶ会場の熱気に圧倒されました!皆さんに感化され、今回の記事はAIを中心に書くという新たな試みができました。次回の展示会もとても楽しみにしています!
