新年の始まりと共に訪れる冬の寒さ。この季節、多くの人々が温かいおうち時間をどのように過ごすかを考えていることだろう。外は冷え込むこの時期、家の中で暖かく過ごすのにぴったりなのがアニメ鑑賞だ。そこで今回は、寒い冬を彩るエンターテイメントとして、2024年1月からスタートする注目のアニメ作品を5つ厳選して紹介する。今回紹介する作品は、全て原作漫画がある作品なので、時間がある方は原作との違いを比較しても面白いかもしれない。
目次
『道産子ギャルはなまらめんこい』
原作:伊科田海
総監督:湊未來
監督:星野美鈴
出演:島﨑信長(島崎信長)、佐倉綾音、花守ゆみり、上田麗奈、松岡禎丞、長江里加、喜多村英梨、永井真⾥⼦、久保ユリカ
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最初の作品は、北海道を舞台にしたラブコメディ『道産子ギャルはなまらめんこい』だ。本作は、北海道北見市に新たに移り住んだ高校生の翼を中心に描かれる。彼はバス停で冬木美波というギャルに出会うのだが……。印象に残るのは氷点下でも露出した足に近い距離感、そして方言。本作では、美波のような魅力的な「道産子ギャル」たちとのロマンティックなストーリーが展開される。
北海道出身の個性あふれる女性キャラクターたちが登場し、北海道“あるある”とも言える面白いエピソードが随所に散りばめられている点も他のアニメにはない魅力だろう。ラブコメ作品が好きな人、北海道にゆかりのある人にぜひ観てほしい作品だ。
『青の祓魔師 島根啓明結社篇』
過去にテレビアニメシリーズや劇場版として人気を博した加藤和恵のヒット作『青の祓魔師』。新たなテレビアニメシリーズとして『青の祓魔師 島根啓明結社篇』が放送開始する。これまでに累計発行部数2,500万部を超えるこのシリーズは、人間と悪魔が共存するダークな世界観が特徴だ。とはいえ、重すぎずテンポよく観られる点も本作の魅力なので、近年のグロテスクな描写への耐性が求められるようなダークファンタジーが苦手な人でも楽しく観られるだろう。
新シリーズ『青の祓魔師 島根啓明結社篇』では、新しい敵対勢力であるイルミナティが登場し、奥村兄弟や他の祓魔師たちに様々な挑戦を仕掛けてくる。彼らはイルミナティの野望を食い止めるために戦うが、その過程で“ある衝撃的な事実”が明らかになるとのこと。7年ぶりの“青エク”の新展開を見逃せない。
『外科医エリーゼ』
医療ドラマのファンに特にオススメなのが、『外科医エリーゼ』だ。本作は、yuin氏による韓国の「カカオページ」で連載された小説とmini氏による縦スクロール形式の漫画が原作だ。世界で人気を博している漫画のアニメ化ということで、漫画ファンからも注目を浴びている。
主人公のエリーゼは、一度目の生涯を傍若無人に過ごした後、異世界で人生を終えてしまう。その後、現代の地球で外科医として二度目の人生を送り、記憶を保ったまま再び元の世界へと戻る……のだが、ここまでのストーリーでもかなり目新しい今までにないシナリオの作品であることが伝わるのではないか。一度目の人生での過ちを正し、人々を救うために奮闘するエリーゼの姿は、見る者の心を掴む。転生×医療という新ジャンルのアニメに、期待が高まる。
『ダンジョン飯』
料理に興味がある人には『ダンジョン飯』がオススメだ。このアニメは、その名の通り、ダンジョン内での食事をメインテーマにしており、食事のシーンは非常に詳細に描かれている。
例えば、スライムをどのように調理すれば美味しく食べられるのか、人食い植物をどのように料理すればいいのかといった、他では見られないようなユニークなアイデアと描写が魅力だ。特筆すべきは、作中に登場するレシピの細かさだろう。実際に調理できる内容ではないにも関わらず、あまりにもレシピが丁寧に書かれているため、料理が実際に存在するかのような錯覚を覚えてしまう。アニメに限らず、料理系のエンタメにはいわゆる「当たり作品」が多い傾向にあるが、『ダンジョン飯』はアニメファンの心を掴めるのだろうか。
『キングダム』第5シリーズ
原泰久による人気TVアニメ『キングダム』の第5シリーズも1月から放送が始まる。独特な戦略と、魅力的な将軍たちの戦いで高い人気を誇る『キングダム』シリーズ。かつて戦災孤児で下僕だった主人公の信は、大将軍になる夢を追い続け、秦の軍で順調に昇進を果たしている。新シリーズでは、秦軍と趙軍の間で繰り広げられる黒羊攻防戦から物語が始まり、信が率いる飛信隊が桓騎(かんき)軍と共に黒羊丘に侵攻するとのことだが……。正直なところ全シリーズを追うにはかなり長いので、初見では難しいところもあるかもしれないが、時間に余裕のある方は、「イッキ見」してほしい作品でもある。
黒羊攻防戦には、カリスマ的な将軍であり、時に非道な手段も辞さない桓騎、弓の名手で戦術の天才である黒桜(こくおう)、筋骨隆々の巨漢で副官の雷土(らいど)、そして桓騎の参謀である摩論(まろん)といった個性豊かな秦国の面々が登場する。このキャラクターたちが、飛信隊と共にどのように黒羊丘で活躍するのかが注目されるポイントだ。歴史ものが好きな人や、相手の裏をかくような手に汗握る心理戦が好きな人にぜひオススメしたい。
この冬のおうち時間をアニメで豊かに!
今回紹介した5つの作品は、冬のおうち時間をより楽しく、心温まるものに変えてくれることだろう。冒険、ロマンス、アクション、ファンタジー……温かい部屋でアニメが生み出す多彩な世界に浸って、寒い季節を楽しもう。
(文:すなくじら)
