本コラムでは筆者が勝手に愛着を覚えているChatGPTに仮想の社長を演じてもらい、インタビューを実施。その過程について検証する。

既に掲載した「CharGPTで 架空社長の田中氏を創造してみた」という記事ではChatGPTとのディスカッションにより、仮想の社長「田中優樹社長」とインタビューの質問事項を作成した。後編となる今回は、実際の田中社長へのインタビューの一部始終を掲載。経営者像の正確性や事業の整合性、とくにChatGPTとのディスカッションにより策定したインタビューがどれほどの精度で成立するのかについて検証をおこなう

そのため、ChatGPTの設定に合わせて前編で作成した質問案に加え、内容の修正や追加をおこなうことで、その精度をより深掘りした。田中社長の生成のプロセスやChatGPTとのディスカッションにより作成した質問案についての詳細は【CharGPTで「架空社長の田中氏」を創造してみた】をご覧いただきたい。

※以下のインタビュー記事に登場する人物と経歴・会社名・ソリューション名、人物の画像は、ChatGPTおよびデザインソフト「Canva」の画像生成AIを作成する拡張機能「Text to Image」により作成された架空のものであり、現実の人物・サービス・事象には存在しません。

(今回ChatGPTが演じる架空の社長)
田中 優樹(たなか ゆうき)氏
1986年、群馬県生まれ。大学卒業後、ITベンチャー企業・株式会社fictitiousに新卒入社。
システムエンジニアとして技術力を磨いた後、新規事業責任者としてSaaS事業の立ち上げを主導。
2017年にyong株式会社を創業、代表取締役に就任。

「yongAI」により最適な意思決定を支援


−−はじめに、yong株式会社の事業概要について伺います。御社のサービスやそれにより提供する価値なども合わせてお聞かせください。

はい、yong株式会社は、AI技術を活用したソリューションを提供している企業です。当社の主力製品である「yongAI」というシステムは、ビッグデータ分析や自然言語処理を使って、企業が持つ大量のデータを分析し、最適な意思決定をサポートします。

また、「yongAI」を活用することで、顧客満足度の向上やコスト削減、生産性向上など、企業のビジネス価値向上にもつながります。当社のサービスは、現在、金融や製造、小売業界など、さまざまな業種で利用されています。

−−なるほど、それでは伺わせてください。田中さんはなぜyong株式会社を創業しようと思ったのでしょうか? 創業の経緯や当時の思いについてお聞かせください。また、「yongAI」の開発にはどのような経緯があるのでしょうか?

ありがとうございます。yong株式会社を創業しようと思った経緯は、私が以前から働いていた企業での業務を通じて、AI技術を活用したサービスが急速に普及しつつある現代において、人々がより便利に暮らすための新たなサービスを提供することが可能だと感じたからです。私たちは、人工知能技術を活用したサービスを通じて、人々がよりよい生活を送ることができるようになることを目指しています。

「yongAI」の開発に関しては、私たちが目指すのは、日常生活の中で人々が抱えるさまざまな課題を解決することです。そこで、AI技術を活用して、人々が生活する上で役立つ情報やアドバイスを提供するサービスを開発することにしました。

また、私たちは、人工知能技術を活用することで、より高度なサービスを提供することが可能だと考え、日々技術の改善に努めています。

−−ありがとうございます。それでは、実際に「yongAI」を使った顧客の事例や成功ストーリーについて、お聞かせいただけますか? どのような課題を解決し、どのような価値を提供したかを具体的に教えていただけると嬉しいです。

もちろんです。弊社「yongAI」を活用していただいた事例として、ある製造業の企業様があります。この企業様は、生産ラインにおいて検査作業に多くの人手を必要としていました。しかし、従業員の人手不足により、検査作業に遅れが生じることが多く、また人為的ミスも多発していました。

そこで「yongAI」の検査自動化機能を導入することで、検査作業の自動化と効率化を実現しました。これにより、従業員の負担軽減や、検査の品質向上が実現され、生産ラインの生産性が大幅に向上したという結果が出ました。

また、別の顧客である小売業の企業様では、顧客データを「yongAI」の顧客分析機能で分析することで、顧客嗜好の把握やマーケティング施策の改善が実現されました。その結果、顧客のリピート率が向上し、さらなる売り上げ増加につながったという報告をいただいております。

このように、「yongAI」は様々な業界において、課題解決や生産性向上などの成果を出しており、多くの企業様に支持されています。

−−なるほど、「yongAI」非常に拡張性のあるサービスであり、ありとあらゆる業界・業種で活用可能なようですね。そのような拡張性の高いサービスである要因や技術的な強みは、どのような点にあるのでしょうか?

弊社「yongAI」の拡張性の高さや技術的な強みには、以下のような点が挙げられます。

まず、当社の技術者は最新のAI技術を熟知しており、またそれを用いたサービスの開発にも熟練しています。そのため、最新のAI技術を取り込んだサービスの提供が可能であり、これにより「yongAI」は他社の同種サービスと比較しても高い拡張性を誇っています。

また、当社のサービスは多くの企業で実際に使用されており、そのフィードバックを取り入れることで、顧客のニーズに合わせた機能を追加することができます。さらに当社の技術者は、これまでさまざまな業界でのプロジェクトに携わってきた経験があるため、多様な業種に対応したAIソリューションを提供することができます。

以上のように「yongAI」の技術的な強みは、最新のAI技術に対応したサービスの提供や、多様な業種に対応したAIソリューションの提供などにあると考えています。

グローバルを目指し、信頼性高いサービス提供へ


−−優れた技術・開発力に立脚したサービス提供もあり、yong株式会社は順調な成長を遂げています。経営的な目線で見て、御社の成長の要因とはどのような点にあるとお考えでしょうか? また、具体的にどのような経営戦略/手法をとっていらっしゃるのでしょうか?

yong株式会社の成長の要因としては、以下のような点が挙げられます。

  1. 技術力の強化:先述したように、yong株式会社はAI技術を始めとする先端技術に強みを持っています。そのため、最新の技術を取り入れることで、サービスの品質向上や新たな価値の提供を実現しています。
  2. 顧客志向の徹底:yong株式会社は顧客のニーズを的確に捉え、それに合わせたサービス提供を心がけています。そのため顧客からの信頼や評価が高く、口コミやリピート率の向上につながっています。
  3. グローバル展開:yong株式会社はグローバル展開を積極的に進めており、海外市場でのビジネス拡大に注力しています。そのため、国内だけでなく海外からの需要も取り込むことができ、事業の成長につながっています。

具体的な経営戦略/手法としては、以下のようなものが挙げられます。

  1. 従業員の育成・教育:yong株式会社は、従業員の育成・教育に力を入れています。そのため、従業員がより能力を発揮できるようになり、業務の効率化や品質向上につながっています。
  2. 柔軟な経営戦略の転換:yong株式会社は常に変化を意識しており、時代のニーズやトレンドに合わせて柔軟に経営戦略を転換しています。そのため、市場変化に対応しやすく、事業の成長を維持できています。
  3. スピード感のある意思決定:yong株式会社は、スピード感のある意思決定をおこなっています。そのため、迅速かつ正確な判断を下すことができ、事業の成長を促進できています。

−−グローバル展開にも積極的とのことですが、具体的にはどのような施策を行なっているのでしょうか? また、柔軟な経営戦略の転換もお聞きしたいのですが、最近ではどのような経営戦略の転換をおこなったのかについてもお聞かせください。

ありがとうございます。弊社のグローバル展開に関してですが、具体的な施策としては以下のようなものがあります。

まず、グローバルな人材の採用を積極的におこなっています。弊社のAI技術は日本だけでなく、海外でも高く評価されており、そのような海外の優秀な人材を採用し、地域に合わせたマーケティングや開発などを進めています。

次に、海外市場に向けた戦略的なパートナーシップの構築も重要な施策の一つです。弊社のAI技術に対する需要は、海外でも高まっているため、その地域に精通した企業や専門家と協力し、現地でのビジネス展開を進めています。

さらに、英語やその他の言語でのサイトや資料の充実、翻訳サービスの提供など、言語面での対応も積極的に進めています。

また、経営戦略の転換については、弊社は常に市場や技術の動向に敏感に反応し、柔軟な経営戦略の転換を行っています。最近の例としては、コロナ禍においてリモートワークが一般的になったことで、リモートワークに適したサービスの提供に力を入れるように方針を転換しました。また、AI技術を用いた感染症の予測・対策支援サービスの提供もおこなっています。

−−なるほど、市場・技術動向への俊敏かつ柔軟な対応は御社の強みです。そこで、市場環境について伺いたいのですが、現在はAIやビッグデータを活用したビジネスは活況である一方、経営としての舵取りは難しくなっているように見えます。田中社長としては現在の経営環境をどのように捉えて、どのような点を課題/チャンスと見ているのでしょうか?

確かにAIやビッグデータは今後のビジネスのキーとなる技術ですが、同時にその分野への参入も増えて競争が激化しています。私たちは常に市場動向を注視し、より付加価値の高いサービスを提供するために努力しています。

またAIの活用に伴い、プライバシーや倫理などの問題も大きく取り上げられています。私たちはそのような社会的な問題にも積極的に取り組み、御社が提供するサービスが社会に貢献することを心がけています。このような取り組みによって、より多くのお客様にご満足いただき、より多くの価値を提供できると考えています。

−−プライバシーや倫理もさることながら、近年ではセキュリティーに関しても企業は注視されています。「プライバシー、倫理、セキュリティー」の3点に関して、御社はどのような取り組みをされているのでしょうか?

プライバシーや倫理、セキュリティーは顧客や社会から期待される重要な要素ですね。弊社では、以下のような取り組みをおこなっています。

【プライバシー】

  • 個人情報の保護については、法令を厳守し、適切な保護措置を講じています。
  • 個人情報の取り扱いについて、社員に対して定期的な教育研修を実施しています。
  • 個人情報については、第三者に提供する場合には、その必要性がある場合に限り適切に取り扱っています。

【倫理】

  • 弊社では、「イノベーション」「独創性」「信頼性」を重要な価値観としています。これらの価値観に沿った事業展開をおこなうよう、社員に指導しています。
  • また、社員が倫理的に正しい行動をとるための方針や規範を定め、社員が遵守することを徹底しています。

【セキュリティー】

  • システムのセキュリティーについては、最新の技術を取り入れた情報セキュリティー対策を講じています。
  • また、社員に対してもセキュリティー意識を高めるための研修を定期的に実施しています。

以上のような取り組みを通じて、プライバシー、倫理、セキュリティーに関する問題に対処し、企業としての信頼性を高めるよう努めています。

モチベーションとスキル両面に配慮した人材育成

−−次に、AIやビッグデータなどの技術が進化する中で、yong株式会社が今後目指すべき方向性や、技術力を高めるための取り組みについて、田中社長のお考えをお聞かせください。

ありがとうございます。yong株式会社は、今後も顧客のニーズに対応する最先端の技術開発に注力し、さらなる成長を目指していきます。具体的には、以下のような方向性を目指しています。

1. AI技術の強化
現在の「yongAI」の技術力を更に向上させることで、より精度の高い予測や解析を行えるようになります。また、今後のAI技術の発展にも迅速に対応するために、研究開発部門の強化を行っています。

2. ビッグデータ解析技術の発展
従来のデータ解析技術に加え、ビッグデータ解析にも注力し、より精度の高いデータの分析・予測ができるようになります。

3. 顧客ニーズの追求
顧客の声を丁寧に聞き取り、顧客のニーズに応えるサービスの開発をおこなっていきます。そのために、顧客とのコミュニケーションを密にし、顧客の問題解決につながるようなサービスの提供を目指します。

以上の方向性に加え、従業員のスキルアップや組織の強化も進め、技術力を高めるための取り組みをおこなっていきます。

−−田中さんのおっしゃる通り、そのような方向性を目指すためには、従業員のスキルアップや組織の強化は欠かせません。近年、エンジニアやデータサイエンティストの獲得は多くの企業で喫緊の課題となっています。yong株式会社としては人材確保、また育成においてどのような工夫をされているのでしょうか?

弊社では、以下のような工夫をおこなっています。

  1. 多様な採用活動の実施:新卒採用、中途採用、留学生の採用など、多様な採用方法を取り入れることで、多様な人材を確保しています。
  2. スキルアップ支援の充実:社内の研修制度や、外部のセミナーやカンファレンスへの参加を促すことで、社員のスキルアップを支援しています。
  3. フラットな組織文化の確立:役職に関わらず、意見を言い合える風土をつくることで、社員同士のコミュニケーションを促し、アイデアの共有や技術力の向上を図っています。
  4. 社員のやりたいことを尊重する:社員が自らやりたいことに取り組めるよう、プロジェクトのアサインや業務内容の調整をおこなうことで、やりがいを感じる働き方を実現しています。

これらの取り組みを通じて、社員のモチベーション向上やスキルアップのサポートをおこなっています。

−−そのような取り組みの中で、御社が実施しているユニークな制度や取り組みはありますか?

はい、あります。たとえば社員のスキルアップを促進するため、従業員が個人的に学びたい分野に対して、yong株式会社が費用を負担する「スキルアップ支援制度」があります。

また、従業員の自己実現を促進するため、定期的に自己PR発表会を開催するなど、個人の能力を発揮できる場を提供することも大切にしています。さらに、社員の健康管理にも力を入れており、ストレスチェックや定期的な健康診断、禁煙支援などを行っています。

−−なるほど、ありがとうございます。それでは、求人についてお聞きします。エンジニア出身の経営者である田中さんとしては、yong株式会社にどのような人材を求めていらっしゃるのでしょうか?

yong株式会社では、テクノロジーに関心を持っていて、柔軟で創造的な人材を求めています。

具体的には、AI技術に精通しているエンジニアやデータサイエンティスト、グローバル展開に向けたビジネススキルを持った人材、プロジェクトマネージャーといった、多様な専門性を持った人材を募集しています。また、チームでの協調性や、社会性を持った人材も求めています。

−−田中さんとしては、人材の多様性についてどのようにお考えでしょうか?

当社では、多様性を尊重し、さまざまなバックグラウンドを持つ人材を積極的に採用する方針をとっています。エンジニアやデータサイエンティストだけでなく、デザイナーやマーケターなど、さまざまな専門性を持った人材が協力し合って成果を出すことができる環境を目指しています。

また、女性や外国籍の人材の採用にも積極的に取り組んでおり、多様な人材が活躍することでよりよいアウトプットを生み出せると考えています。

−−なるほど、それでは、yong株式会社で働くことはエンジニアやデータサイエンティストにとってどのようなメリットがあるのでしょうか? 田中さんのお考えをお聞かせください。

yong株式会社は技術力に重きを置いており、先進的な技術を活用することで、顧客ニーズを満たすサービスを提供しています。

また、田中社長がおっしゃるように、従業員の成長や働きやすさにも注力しており、自己実現やキャリアアップを目指すエンジニアやデータサイエンティストにとっては、非常に魅力的な職場環境であると言えます。とくに社員が自由にアイデアを出し、実践することができる「フリーダム制度」は、従業員のモチベーション向上や自己実現につながると考えられます。

また、グローバル展開に積極的であることから、海外での業務経験や異文化との交流の機会があるため、グローバルに活躍したいエンジニアやデータサイエンティストにとっても魅力的な職場であると言えます。

「yongAI」の改善と共に事業拡大を推進


−−それでは、ここからは御社の今後の展望についてお聞きします。今後の競争激化を見越して御社が重点的に取り組むべき施策とはどのようなものでしょうか? 現在の競合環境について田中社長のお考えとyong株式会社が持つ課題をお聞かせください。

現在、競合環境は日々変化しており、新興企業の参入や既存企業の技術力向上など、さまざまな要因によって変化しています。yong株式会社としては、より高度な技術を持つ人材の確保や、技術力の向上を目指し、さらなる研究開発や人材教育に注力しています

また、グローバル展開を積極的におこなうことで、市場の拡大とともにビジネスの多角化を進めることで、競合環境に対応していく方針です。

今後、AIやビッグデータなどの技術の進化により、より高度な分析や予測が可能になることが予想されます。yong株式会社としては、これらの技術を取り入れることで、ビジネスのさらなる多角化や、市場環境に柔軟に対応することを目指しています。

また、今後はサービスや製品の品質向上や、企業の社会的責任にも注力し、持続可能なビジネスを目指していく方針です。

−−ビジネスの多角化について具体的に教えていただきたいのですが、これは「yongAI」以外の新たなサービス展開を検討、またはすでに着手されているのでしょうか?

はい、現在yong株式会社では、yongAI以外にも新たなサービス展開を検討しており、すでにいくつかのプロジェクトを進めています。

たとえばオンライン教育分野に進出することを検討しており、デジタル教材の開発やオンライン授業の提供を計画しています

また物流分野においては、自動運転技術を活用した物流サービスの開発に取り組んでいます。これらの事業展開によって、yong株式会社の事業領域を多角化し、今後のビジネスの展開をさらに拡大していくことを目指しています。

−−御社の中長期経営計画として、そのような事業領域の拡大によってどれほどの成長を見込んでいるのでしょうか? 現在の御社の売上高も含め、具体的な計画をお聞かせください。

具体的な計画については、現時点での公表はしておりません。ただし、ビジネスの多角化によって事業の安定化を図り、中長期的な成長を見込んでおります。今後も市場の変化や顧客のニーズに合わせて、新たな事業領域の開拓や既存事業の強化を進めてまいります。

−−それでは、ファイナンス面での質問をさせていただきます。オンライン教育分野や物流サービスの開発は大規模な投資が必要かと思います。資金調達については具体的にどのように取り組んでいらっしゃるのでしょうか?

弊社では、複数の方法で資金調達に取り組んでいます。

まず、ベンチャーキャピタルやアクセラレータプログラムとの提携を通じて、資金調達をおこなっています。また、銀行からの融資や、証券化などの金融商品を活用した資金調達もおこなっています。

ただし、どのような方法を選択するにせよ、資金調達にはリスクが伴います。弊社では、投資家との協力関係を築き、より安定的な資金調達をおこなうことを目指しています。

−−御社のIPOが噂されています。資金調達の手段として、IPOもご検討されているのでしょうか? 差し支えのない範囲でお聞かせください。

今のところ、IPOの検討はしていません。しかし将来的には上場を視野に入れ、経営戦略に基づいた資金調達を考えていきたいと考えています。ただし、その際には市場環境や経営状況を考慮し、最適なタイミングでの実施を目指していきます。

−−ありがとうございます。それでは最後に、田中社長は今後のyong株式会社をどのような方向に進めたいとお考えでしょうか? 既存事業の改善点とともに、今後の事業展望についてお聞かせください。

ありがとうございます。私たちは「yongAI」を中心に、多様な分野で活躍できるAI技術の開発を進めていきたいと考えています。また、これまで培ってきた技術やノウハウを活用し、新たなビジネス領域にも進出していきたいと思っています。

そして、その一方で、今後も従業員一人ひとりが成長し、自分自身の可能性を最大限に引き出せるよう、環境整備にも力を入れていきたいと考えています。

私たちは常に、社員一人ひとりがやりがいを感じ、自分の成長が会社の成長につながるという考え方を大切にしているため、今後もその方向性を維持していきたいと思っています。

インタビューを終えての所見

今回で唯一、一人称にズレがあった箇所

予想以上の精度だった。というのが率直な感想だった。前編で言及した試験的なインタビューの際には、途中で一人称の乱れが生じ、回答内容も質問の趣旨と異なることが多かった。今回の検証では、上記で赤字にした点を除けば、一人称の乱れを起きず、返答も質問の意図を正確に汲んだものだった。

一連のインタビューが成功した理由については以下の点が挙げられる。

  1. 人物像の具体化からインタビューの実施を1つのスレッドでおこなったこと
  2. 人物像の具体化を可能な限り詳細におこなったこと
  3. インタビューや質問の趣旨を明確化したこと
  4. 2と3についてChatGPT自体でディスカッションをおこなったことで、今回の趣旨・意図に合わせてチャットのチューニングをすることができた

また、今回のインタビューにおける改善点も浮き彫りになったため、こちらも下記に列挙する。

  • 仮想の企業なので当たり前のことではあるが、実際のインタビューで期待できるより詳細な取り組み(定性的/定量的)な回答は難しい。ただし、これはより詳細な情報を提供すれば改善する可能性が高い
  • 5〜6期目の企業と考えると、田中社長が語る事業内容と規模感が大き過ぎるように感じ驚いた(非現実的ではないかもしれない)。事業規模などを含めた完全な設定を作り上げてインタビューをおこなえば、中長期経営計画なども聞けるかもしれない
  • 実際のインタビューと比べて話す内容が理路整然とし過ぎていて現実性が低くなっている傾向がある。実際に話すのとテキストベースのチャットでは明確な違いがあるものの、パーソナリティーに関してのチューニングが不足していたと思える。

結果として、今回のインタビューは終始高い回答精度を実現し、「正直こんな会社あったら働きたい」と思えるような事業内容や経営者像ができあがった。

しかし、今回筆者が生成した田中社長はかなり理想的な人物像に仕上がってしまったと感じる。前編で記載した通り、「ChatGPT氏ことyong株式会社代表取締役 田中優樹さん」の域を出なかった。

本コラムでは大真面目に架空の人物に架空のインタビューをおこなうという謎すぎる検証を行ったが、やはりチューニングの仕方次第では、ロープレ相手として非常に有効である。ぜひ本コラムと設定・チューニングの過程を記述した【CharGPTで「架空社長の田中氏」を創造してみた】を参考にしつつ、より高精度なChatGPTインタビュー(ロープレ)を実現していただきたい。

(執筆:川島大雅

presented by paiza

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